井伊家の彦根城

茶屋街-金沢

紅葉など四季の花で楽しむ400年の歴史を誇る彦根城----
滋賀県彦根市

琵琶湖の東岸に接した彦根山山頂に立つ、井伊家の彦根城は、3階建て3重の屋根で構成される天守で、意匠を凝らした美しさが魅力です。彦根には、石田三成の居城であった佐和山城がありましたが、関ヶ原の戦いのあと、徳川家康の命を受けて、井伊家が築城を開始。佐和山城のほか、大津城より天守、長浜城より天秤櫓など、石垣や用材、構造物が転用、移築されました。表御殿の造営、城郭改造など、約20年の歳月をかけて、元和8(1622)年に、城郭が完成しました。

明治時代初期の廃城令に伴う解体の危機をまぬがれ、天守と附櫓、多聞櫓は国宝。他にも多くの建物が、国の重要文化財に指定されています。



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