Mail from China

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『ぼうだより 技術がいど』読者の皆様、你好!!上海神鋼溶接器材有限公司の土井です。


天平山登山(予想以上に険しく苦戦)

上海では上海蟹の季節を迎え、会社のレクレーションの一環として、上海近隣の蘇州陽澄湖にバス旅行に行ってきました。上海蟹と言いながら陽澄湖周辺が蟹の産地として有名で、毎年10月後半から12月前半の約2ヶ月が旬になります。

11月4日の昼頃からバスで一路、蘇州に向かい、着くとまず天平山登山で軽く腹ごなしです。登山の最中にはグループで写真撮影し、その結果で商品がもらえるというゲームも行いました。普段はクールな上海人も商品がかかると盛り上がります。我先にと絶景を求め歩き回り、そこでパチリ、他の人にはバレないように何食わぬ顔で歩き出します。しかしそこは中国人、良い写真が撮れると黙っていられず「俺はあそこでこんな写真を撮ったぞ」とついつい仲間に自慢してしまいます。結果、皆同じような写真ではありましたが、構図など各自の工夫も感じられました。3チームがそれぞれ自信のある3枚を出し、合計9枚の写真でどれが一番良いか投票します。結果、私のチームが優勝でした(自慢)。


まずは全員で集合写真
上海蟹の雄(下)と雌(上)

そしていよいよ蟹の出番です。日本の蟹のように脚を食べるのではなく、甲羅の中の蟹ミソが主役です。また雄と雌では味わいが違います。雄は体が一回り大きく白子があります。雌は少し小ぶりですが卵があります。どちらも捨てがたく、今回のツアーではその両方をセットで食べました。また普段は賑やかな中国人も“蟹を食べると静かになる” という法則は当てはまりました。写真ではこの美味しさが伝わらないかもしれません。もちろん上海市内にも食べられるお店はたくさんあります。ぜひ現地で食べてみてください。

私事ですが、この便りが皆さんに届くころには日本に帰任しています。ちょうど丸4年の上海生活でした。コロナ禍から始まり楽しいことも辛いこともたくさんありましたが、今となってはすべてが良い思い出です。

再見上海、謝謝中国!!


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