こんにちは、(株)神戸製鋼所 九州営業所の圖師です。今回は九州営業所の紹介と、九州神溶会におけるサポーター活動のご紹介をさせていただきます。
九州営業所は、JR博多駅の新幹線ホームの真上に建てられた新幹線博多ビル6F 神戸製鋼所九州支店内に所在しており、各地への移動に非常に便利な場所にあります。また駅前広場にはKITTE博多や博多阪急ビルなどの商業施設が立ち並び、平日休日問わず多くの人で賑わいを見せています。
博多駅周辺では年々増加するインバウンド需要に対応すべく、商業ビルの再開発案件に加え、ホテルの建替や改修も行われており、今後のさらなる発展が期待されています。博多にお越しの際は、ぜひ九州営業所へお立ち寄りいただけたらと思います。
現在、九州営業所は所長の伊藤以下、溶材営業3名(里元、坂本、圖師)、溶接システム営業2名(佐々木、石渡)、デリバリー担当2名(石田、八尋)の計8名が在籍しています。溶材営業は沖縄を除く九州全県と山口県の一部を、システム営業は九州、沖縄に加えて中国地方も管轄しており、エリアごとに担当を分けていますが、溶材、システムで連携し所員一丸となって日々営業活動を行っています。
続いて溶接サポーター活動についてご紹介します。溶接サポーター資格者は全国で2,929名(2019年8月現在)おられますが、九州地区の資格者は470名と全体の1/5を占め、日々の営業活動並びに神溶会活動に積極的にご参画いただいています。ここで、過去5年間に九州地区で溶接サポーターの皆様を中心に取り組んでいただいた活動を紹介させていただきます。
まず、2014年には「溶接サポーターコンクール」を実施しました。溶接サポーターや各業種別エキスパートサポーターで培った知識を活かして、各課題に対し推奨すべき溶接材料を選定し、実際に溶接を行うことで溶接知識と技術を競っていただきました。
2015年には「FCWキャンペーン」を実施しました。この企画ではFCWの拡販はもちろんのこと、現場での課題解決や作業効率化の提案を通して、参加者の技術営業力向上を目指しました。
2016年には「九州一周溶接サポーター Grow Up Tour」を実施しました。これは、例えば造船所の多い大分地区であれば造船、鉄骨ファブの多い熊本であれば鉄骨、といった地区ごとの盛んな業種に合わせたエキスパート講習会を九州各県で行い、各業種に応じた現場対応力を強化する取組みです。11か月間の期間中に講習会を12回開催し、この期間中だけで鉄骨57名、自動車34名、造船43名、合計134名の業種別エキスパートサポーターを輩出することができました。
昨年開催した「BEYOND GENERATIONS キャンペーン」においては、溶接材料の拡販は勿論のこと、鉄骨ロボットシステムにおいても多数の販売実績をあげることができました。また「ユーザーカルテ」を作成いただき、業務内容や工場内レイアウト、ユーザーニーズなどの幅広い情報を収集いただきました。いただいた情報を基に、今後も皆様とともにフォローアップ活動に努めて参ります。
2019年度の活動ですが、各業種別エキスパート講習会の開催に加え、旺盛な需要が続いている鉄骨業種に対しさらなる提案力強化を図っていただくため、鉄骨システムベーシック講習会の開催を予定しています。ぜひ奮ってご参加ください。
九州神溶会の活動は、神溶会各社様の積極的なご参画によって成り立っており、日頃の活動へのご理解並びにご協力に厚くお礼申し上げます。今後も皆様の技術営業力の向上を目指し様々な活動を企画して参りますので、引き続き神溶会活動へご協力賜りますよう、よろしくお願い致します。