サポーターリレー（中日本営業室）
今回は中日本営業室のサポーター活動についてご紹介させて頂きます。
中日本営業室では東海３県と静岡県西部地区を管轄しております。
東海地区の主力業種としては自動車、鉄骨が挙げられますが、このような地域性を加味し、マイスター制度の一環として、2011年「鉄骨エキスパート講習会」、 2013年「自動車エキスパート講習会」を開催しましたが、総勢120名もの沢山のサポーター資格者の方にご参加頂くことができました。また、昨年度秋にはさらなる知識の習得を目的として「自動車・鉄骨フォローアップ講習会」を開催しましたが、60名もの方にご参加頂くことができました。どの講習においても、我々の予想を上回る方にご参加頂いており、サポーターの方の溶接知識習得への意識の高さには驚かされるばかりです。今後もこうした業種別講習会で身に付けた専門の知識を活かし、ユーザーからの信頼をより強固なものとして拡販に繋げて頂けることを期待しております。
2015年６月には、マイスター制度からもう一度、原点に立ち返るということをコンセプトに、東海地区独自の企画として「セールスフレッシュマン短期講習会」を開催致しました。
すでに藤沢研修センターで定期的に開催されているセールスフレッシュマン研修がありますが、こちらは５日間に渡り、泊まり込みで受講して頂く講習のため、長い拘束期間や費用的な側面からどうしても参加できないという声に応えるべく、５日間の内容を１日に凝縮した「セールスフレッシュマン短期講習会」を企画しました。対象を入社１～２年目の方や、溶接業務に携わって間もない方としたため、参加者が少なくなることも懸念されましたが、結果として50名もの方にご参加頂くことができました。限られた時間の中、座学のみの講習となりましたが、どのような講義をすれば溶接全般に興味を持って頂けるか、また神戸製鋼の溶接材料に親しみを感じて頂けるのか、室員で試行錯誤しカリキュラムを組みました。具体的には「溶接冶金の基礎」「神鋼銘柄の由来について」「赤カタの見方」「溶材選定について」等の講義を中心に実施致しました。
講習終了後に行ったアンケートでは大変ためになったという有難い声の他、もっと多くの知識を習得したいという熱い想いを多く寄せて頂いた一方、カリキュラムの改善点のご指摘等厳しいお声も頂きました。
初の試みでもあり課題、改善点もありますが、今後のサポーター制度に繋げて行く上で、良い講習会になったと感じております。
８月には３年ぶりに「溶接サポーター講習会」を開催し、約50名の方に受講頂きました。
「セールスフレッシュマン短期講習会」に参加された方も多く受講され、皆様の溶接知識の習得への貪欲な姿勢、神鋼溶接材料販売への熱意をひしひしと感じました。別日程で実施した実技講習では、残暑厳しい折、流れる汗も気にせず、溶接に取り組まれている姿は真剣そのものでした。結果、新たに多くの溶接サポーターが誕生致しました。このような皆様の積極的なご参画により、神溶会が支えられていることを再認識させて頂きました。
10月にはサポーター資格取得者の中からWES２級を目指す15名の方に「WES２級講習会」を受講頂きました。
２日間に渡る長丁場にも関わらず集中が途切れることもなく、緊張感のある講習となりました。後は皆様の実力を出し切り本番に臨んで頂くのみです。皆様の合格を心より祈念しております。
名古屋駅周辺の再開発やリニア新幹線の着工、日本初進出の大型テーマパークの建設とこれからも目が離せない東海地区。
日本の中心からサポーターの皆様と一丸となり“元気”を発信して行きたいと思います。
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