皆さんこんにちは!! ㈱神戸製鋼所 西日本営業室の小林です。本コーナーで関西地区を紹介するのはおよそ3年ぶりとなります。新型コロナ感染拡大で、神溶会活動においても制約が生じた時期がありましたが、関西地区では2022年夏にサポーター評価試験を実施したほか、出張講習会「関西神溶会 WELDING MEETING」を積極的に実施しています。今回はこれらの取組みについてご紹介いたします。
溶接サポーター活動は2005年に始まり、大阪に限らず、兵庫や和歌山、石川、沖縄でも「地域密着型活動」として開催しており、会員各社様に積極的に参加いただいています。今年で14回目となり、今回は当初2021年4月の開催を予定していましたが、新型コロナの全国的な感染拡大の状況から2度の延期を経て、2022年7月に兵庫で開催することができました。今回の受験者は33名(過去最大)ということもあり、密を避けるため2日間に分けて開催しました。例年より早く梅雨明けし猛暑となることが予想されたため、できる限りの熱中症対策を講じました。予想通り評価試験当日は35℃を超える猛暑日でしたが、参加者全員がケガ・熱中症なく2日間無事に終えることができました。後日採点の結果、28名の方が合格し、神溶会溶接サポーターの仲間入りを果たしました。サポーター資格を取得された方には、さらなるレベルアップのため、ぜひWES2級合格を目指していただきたいと思います。
サポーター活動と並んで精力的に活動してきたのが「関西神溶会 WELDING MEETING」です。これは、神溶会発足70周年に向け神溶会会員の皆様との「キズナを深める」をテーマに、2019年からスタートさせた関西地区の独自企画です。会員各社様の拠点に当室営業スタッフがお伺いし、ご要望に沿ったテーマで「MEETING」を実施するものとなります。具体的なテーマを紹介しますと「溶接用語の解説」という基礎的な内容から「中炭素鋼の溶接材料選定」「溶接トラブルシューティング」など実践的な内容まで、多岐に渡るテーマをご用意しており、ご希望に合わせた内容で実施してきました。「テーマが絞られているため、内容に集中できて分かりやすい」「1時間程度の勉強会なので営業活動に支障が出ない」など、ご参加いただいた皆様から好評をいただいており、実施実績は20年度10回(96名参加)、21年度11回(123名参加)と新型コロナの影響で活動制限がある中でも精力的に活動しています。「関西神溶会 WELDING MEETING」のような活動は会員各社の営業の皆様とのコミュニケーション、当社の情報発信の場としても貴重な機会と捉えております。ご要望がありましたら当社営業担当が各拠点まで駆けつけますので、お気軽にご相談ください。
このように西日本営業室では地域密着型のサポーター活動や「関西神溶会 WELDING MEETING」を継続していくほか、溶接サポーターの方々とともに神戸製鋼ファンのお客様を増やす営業を加速させていきます。引き続き神溶会活動へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。