今回は2016年10月~12月の3か月間実施致しました、東北地区のキャンペーンについて、ご紹介させて頂きます。東北地区では現在サポーター資格をお持ちの方が165名と多くの方々がご活躍されております。
キャンペーンではサポーターの方々を対象に、東北地区の最大業種である鉄骨をメインに鉄骨ロボットシステムやFAMILIARC™ MX-Z200MPやFAMILIARC™ DW-50BFなどに加え、亜鉛めっき鋼板用の溶材として2016年度上期に電弧棒、ソリッドワイヤ、FCWがラインナップされたこともあり、製缶分野での拡販活動を合わせて実施することを目的にこれらを対象製品とした「東北・ザ拡販キャンペーン2016」と銘打ち、鉄骨・製缶ユーザ様をターゲットとして活動を実施致しました。
実施時期につきましては、2015年度をピークに鉄骨ロボットシステムもほぼ納入に至り、さらには確実に提案しPR活動を行わなければ受注できない状況になりつつあったことから、2016年度下期での実施とさせて頂きました。
今回は、溶接サポーターの方々に積極的に取り組んで頂けるよう、個人を対象(商社コース、2次店コース共に)とし、2017年3月に表彰を兼ねた感謝会の開催を実施することと致しました。また、キャンペーンを実施するにあたり、東北各6県にて鉄骨・製缶エキスパート講習会を開催し、鉄骨・製缶に関する知識の向上、新商品の説明を行い、キャンペーンに向けたPRポイントをレクチャー致しました。
本キャンペーンでは事前エントリー制とし、商社コース:17名、2次店コース:82名の方々に申込みを頂き、実際の活動としましては、単独でのユーザ訪問、弊社同行、デモカー「溶太郎」の活用、鉄骨ロボットシステム見積提出など、顧客PR活動及び対象製品の販売量をポイントとして加算し、順位を決定致しました。
活動結果としましては、PR活動を通じて複数のユーザ様にて亜鉛めっき鋼板専用棒であるFAMILIARC™ Z-1Zなどを多数採用頂きました。ご参加頂きましたサポーターの方々にはこの場をお借りして深く感謝申し上げます。
なお、2次店コース第1位は株式会社シマキュウ 郡山支店 蕪木 薫様、商社コース第1位は日東工機株式会社 東北支店仙台営業所 山形 望様、となり、3月に実施致しました感謝会にて表彰を執り行いました。
本キャンペーンは終了しましたが、これを機に会員皆様との拡販活動は継続して参る所存でございますので、引き続き宜しくお願い申し上げます。また、今年度は8月に溶接サポーター制度の開催を予定しており、会員皆様のご参加をお待ちしております。
東北地区では主要の鉄骨業種は2020年のオリンピック需要を踏まえ、徐々に盛況となると同時に人材不足は継続されると予想されます。今後は溶接サポーターだけではなく、鉄骨ロボットシステムの販売に繋がる活動を通じてサポーターの皆様の営業活動に貢献して参りたいと思います。