Brazil Welding Show 2015 開催

溶接に関するブラジルで最大の展示会Brazil WeldingShow 2015が、10月20日から23日まで、サンパウロ市のExpo Center Norteにおいて、盛大に開催されました。同展示会は、2011年の初開催以降、隔年で開催されており、今回が第3回目になります。開催地であるサンパウロ市は、言わずと知れたブラジルの中心都市であり、約2,000万人とされる同市の都市圏人口は南半球で最大です。BRICsブームで湧いた2000年前後から外資系企業の進出も相次ぎ、今では世界有数の産業都市となったこのサンパウロ市において、今回の展示会にもブラジル国内外から多くの方が来場されました。

Brazil Welding Showは、金属加工に関する南米最大の展示会Corte & Conformaçãoとの共同開催であり、工作機械に関する展示も数多く見られました。Brazil Welding Showでは、溶接材料・電源、ロボットメーカー、代理店など約60社が出展し、Corte & Conformaçãoでは切断機メーカーを中心に約120社が出展しました。我々、Kobelco Welding of Americaも、南米市場でのKobelcoブランドの存在感を高めるべく、初開催以来4年振りの出展を致しました。今回は同市場での主力製品ステンレスフラックスコアードワイヤを中心に製品サンプル・パネル展示を行いました。当社ブースには、ブラジルのみならず、近隣国チリ、ペルー等からも来場頂き、特長あるKobelco製品について、とても多くのお客様が興味を示してくださったように思います。

ちなみに、ブラジルの一般的な国民的気質は、陽気でおおらか、友好的と言われます。そして、推定約150万人に上る海外最大の日系人社会が存在するなど、有数の親日国家としても知られております。最近のブラジル経済は、政治問題や資源価格の下落等で以前ほどの勢いはなくなっておりますが、来場されたお客様は、皆とても明るい表情でそんなことは微塵も感じさせず、常にフレンドリーでポジティブな会話を繰り返す中で、景気回復に向けた勢いや期待を垣間見られた気がしました。

ブラジルは約851万km2(世界第5位)という日本の約22.5倍の国土に、人口約2億人(世界第5位)を有する中南米最大の国です。多種多様かつ豊富な天然資源を有し、穀物や肉類をはじめ世界有数の農業生産を誇り、経済規模(GDP)は世界第7位まで急成長しました。昨今の経済低迷も何のその、誰もが認める羨ましいほどの大きな潜在力を有しております。この大国ブラジルにおいても、我々Kobelcoは「世界で最も信頼される溶接材料メーカー」をモットーに、お客様に長くご愛顧頂ける高品質な溶接材料の提供に努め、技術サポート体制をより一層充実させていきたいと思います。

次回開催は2年後のサンパウロになりますが、お越しの際は、ぜひKobelcoブースにもお立ち寄りください。Até breve, Obrigado!(ポルトガル語で、またお会いしましょう!)

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