日本の風景 北の夏 - 小樽

日本の近代建築が集まっている「北のウォール街」- 北海道小樽市

「おたる」の地名はアイヌ語の「オタ・オル・ナイ」(砂浜の中の川)に由来するそうです。19 世紀末から築港された小樽港は明治時代1899 年には国際貿易港にも指定され、20世紀前半は石狩地方で産出された石炭の道外への輸送や、樺太やロシアとの交易で栄え、日本銀行小樽支店をはじめ、日本でも指折りの企業や大手銀行が競うように建てられ「北のウォール街」と呼ばれ、北海道の歴史・文化・経済に大きく貢献した街です。鰊御殿や豪商の建てた大邸宅など、小樽には数多くの優れた歴史的建造物が現存して古き良き時代の文化遺産が残されています。

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