ぼうだより2014年11月号


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ユーザールポ◀◀◀北海道神溶会○建築鉄骨をつくる面白みはどのようなところでしょうか?地域のランドマーク的な物件を手がけられることでしょうか。大丸札幌店、新千歳空港国際線ターミナル、洞爺湖サミット国際メディアセンターなど北海道内だけでも手がけた著名物件は数多くあります。親や子にそういった話をできることは非常に喜ばしいことですし、誇りだと思っています。又、難しい設計のものを完成させたときは感慨深いものがあります。京都造形技術大学の望天館などは形にすることが大変でしたが喜びも、ひと際大きかった記憶が今でも残っております。○現在抱えられている問題やその解決に向けて取り組まれていることをお聞かせ下さい。人材は豊富なのですが、やはり技術継承のための若返りを図らなければならないと感じております。工場内の技術職の平均年齢は47歳となっており、10年20年後を見据えた人材育成をしていく計画です。今年に入り現時点で3名の中途採用を致しました。設備投資も前向きに行っておりますが、高品質な製品づくりには、人材の確保と技術継承は欠かせないものと考えておりますので、引き続き力を入れていきたいと思います。○御社の今後の取り組みや展望、抱負について教えて下さい。東京オリンピックの開催も決定し、引き続き建築分野での需要が多く見込まれます。一つひとつの仕事・現場でお客様の求めていることに応え、時にはお客様に設計段階から提案していくことで信頼を積み上げていきたいと思います。仕事がある時もない時も景況に左右されず、前に手掛けた物件・製品を評価頂き、引き続き「北榮興業さんに…」と声をかけて頂けるように、技術力、提案力を磨き付加価値の高い丁寧な仕事をしていきたいと思います。○弊社に対するご要望を伺いたいのですがお聞かせ頂けますでしょうか?今年7月に導入した柱大組システムはスパッタ低減により後処理工程の短縮・作業効率化を図れております。特に物件が多い現状では大きく加工に寄与しており、最新設備へのリプレースが生産性向上と品質の向上に一役かってくれています。現在、搭載システムと従来システムを併用しておりますが、やはりスパッタの発生が抑制されているというのが目で見て実感できます。要望としては、今後も溶接材料の安定供給とロボットのトラブル時に迅速に対応頂ければと思います。○貴重なご意見ありがとうございます。ご期待に沿えるよう努力して参りたいと思います。ご多忙の中、取材に協力して下さいました高田常務、大村工場長に心より感謝申し上げます。今回の取材を通じて、北榮興業殿のもの作りを支える確かな技術への強いこだわりが感じとれ、感銘を受けると共に、神鋼溶接材料・ロボットシステムを使用して頂いていることに改めて責任の重さを実感致しました。最後になりますが、北榮興業株式会社の皆様の今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。レポーター新井達規(㈱神戸製鋼所溶接事業部門営業部東日本営業室北海道営業所)従来柱大組立ロボットシステム加賀谷主任(左)、阿部主任(右)柱大組立ロボットシステム7


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