ぼうだより2014年4月号


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3.2OFF-LINETEACHINGSYSTEM◦背景現在の溶接ロボットは、実機ロボットを使用した教示方法が主流となっていますが、実機による教示作業の課題の1つとして『教示中は生産ラインを停止させる必要がある。』ということがあげられます。この課題に対しては、パソコン上で教示プログラムを作成できるオフライン教示ソフトが有効となります。(図2)しかし、これまでのオフライン教示ソフトでは教示時間そのものを大きく短縮することまではできていませんでした。その理由として、①複数の溶接線のプログラムを作成する場合でも1本単位での教示作業が必要②類似プログラムを編集して再利用するとしても多くの教示点を編集する作業が必要の2点があげられます。そのような状況の中、多品種少量分野では、顧客ニーズに応えるため、ワーク仕様の変更のたびに教示作業を行う必要があり、教示作業の簡便化とさらなる時間短縮が求められています。なお、多品種少量分野のワークの一例として、工作機械や特殊車両のフレームやパネルがあります。これらの特徴は、直線の溶接線を多く有し、同じような部材が異なる位置に配置されることやそのサイズが異なる点にあります。(図3)これらの課題に対して、基本となるプログラムを作成しておき、類似形状ワークの3DCADデータから抽出した溶接線にこのプログラムを割当てることで、簡単に新たなプログラムを作成できる「派生プログラム生成機能」(図4)を開発しました。スパッタ発生状況スパッタ付着状況従来法写真1と従来法の溶接状況比較0.01.02.03.04.05.0ノズルに付着したスパッタ量(G)従来法2パス分従来法4パス分従来法6パス分6パス分1/4に低減(当社比)図1ノズルへのスパッタ付着量(シングル溶接での一例)図2OFF-LINETEACHINGSYSTEM(オフライン教示ソフト)図3多品種少量生産分野の溶接対象ワークのイメージ図4派生プログラム生成機能のツール国際ウェルディングショー出展のみどころ3


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